Summer of dyeing①〜ルピナス染め

みなさん、こんにちは。

今日もブログにお越し下さりありがとうございます。

ここ数日強風に見まわれており、湖も海のように波立って体感気温がめちゃめちゃ低いフィンランドです。

家の中もストーブと毛糸の靴下&セーターなしではやっていけない・・・

それでも晴れていて風が穏やかな時はほぼ毎朝湖で寒中水泳?!

水温もまだ12〜15度くらいと寒いので、水温が低い時は1分も入っていられないのですが、

朝から冷たい水に入ると気合が入る!というか、気合を入れないと無理!

よく早朝に冷水を浴びて邪気を払う、もしくは身体を清める、みたいなことを言いますが

すごくよくわかる気がします。こんなに気合上々で、邪気が入る余地はない。

上がった後は、本当に気分爽快!

その後は生まれたままの姿で(笑)太陽の日差しを存分に浴びてエネルギーチャージをしてから

森のお家へ出かける、というのが習慣になりつつあります。

 

前置きが長くなりましたが、やっとプロジェクトタイトルらしい記事を書ける時が来ました!

フィンランドに来て最初の染色をしました。ルピナス染めです。

6月のフィンランドはヘルシンキには行ったことがあるのですが、田舎の方は初めてで

初日にバスから沢山のルピナスが道路脇に咲いているのが見えて、とても気になっていました。

もともと園芸用だったルピナスが根付いたようです。

今回花を集めたのがちょっと遅くて、満開の時期を過ぎてしまったので

そんなに沢山は集められなかったのですが、せっかくなので花びらだけでなく

花が生えている茎の部分も一緒に染めることにしました。

花びらの紫の色素は紫キャベツの成分と同じようなのですが、今回茎も一緒に染めるので

少しだけアルカリ寄りにして抽出してみました。

森のお家のキッチンにあった、おばあちゃんが使っていたと思われる年代物のソーダで。。。

フィンランドに着いてから染色用の鍋を探したのですが、ちょうどいいのが見つからず

キッチンで物入れとして使われていたヴィンテージの琺瑯鍋を使うことに。

ちょっと錆びてますが、毛糸が黒く染まらないことを祈ります。。。

おじさんが作ったアウトドアキッチンで、薪を燃やして煮ます。

一日水で浸したルピナスは、75℃で1時間煮だして火が消えるまでそのまま放置。

一晩かけて冷ましました。

次の日出来上がった染液で早速染色!

媒染済みの毛糸を75℃キープで1時間煮て一晩放置しました。

 

干し場もこんな感じで、ラセが木を切って作ってくれました。木の皮は、染色に使えそうです。

毛糸は鍋から出した直後は黄緑色に染まっていましたが、洗った後は更に色が明るくなり

結果、緑がかった黄色に♪

 

 

ルピナス染め、今度機会があったら花びら染めもやってみたいな。

 

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