Summer of Dyeing④〜シダ

こんにちは!

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

ここ2週間日照り続きで、とうとう森のお家の井戸の水がほぼ底をついてしまいました〜涙

湖のお家の井戸の方は湧き水が出ているためか、まだそれ程深刻ではないにしろ、このまま雨が降らなかったら

湖の井戸の水もなくなるのは時間の問題かなぁ、、、でも、来週にはドイツから家族と友人達がやってくるので、

それまで凌げれば生き延びられる!

でも、いざとなったら湖の水も飲めるんですよ。沖の方は特に透き通っていて、とてもクリーン!底が見える!

ま、そこまでサバイバルする気はありませんけど。。。

 

さて、水がまだ井戸に少し残っていた時に第4弾、染めました。

道の脇や森の至るところに生えているシダ。

こちらでは2種類のシダをよく見かけるのですが、ひとつは根っこで染めると綺麗な茶色になるようなのですが、

毒性も結構強く根っこを集めるのが大変なので、もうひとつの種類のシダで。

今回使ったのはドイツ語でWurmfarnという種類。

Wurm(虫)Farn(シダ)という名前の由来は、昔お腹に虫が湧いた時にこれを煎じて?薬として飲んだかららしいです。

今回も5カセ分を染めるのに必要な量、シダ2キロ超を集めて、えっちらおっちら、森の家まで運びました。

↓この他に、IKEAバックにいっぱいに。結構な重労働です(汗)

晴天続きで、2日外に広げておいたらカラカラに乾燥しました。

その乾燥したシダをハサミでチョキチョキ、、、この作業がまた大変で、またもや指に水ぶくれができていました〜

これが、森のお家のアウトドアキッチン。

石を積み上げて作った石窯に、手前は木のテーブル&ベンチ。どちらも手作りで、かなり年季入ってますよ。

刻んだシダは一晩水でうるかして、(標準語ではなんて言うんだっけ?浸して?)、翌日染液を煮出しました。

よもぎのような香りが漂ってます。

これを濾して、今回は媒染していない白い毛糸を4カセ、媒染済みの白い毛糸を1カセ試しに染めてみました。

二番染色も同じように媒染無し、媒染ありの毛糸を鉄水(おはぐろ)を加えた染液で染めました。

 

左上:一番染媒染なし 左下:二番染媒染なし、おはぐろを加えた染液

右上:一番染媒染あり 右下:二番染色媒染あり、おはぐろを加えた染液

一番染は綺麗なピンクベージュに! 媒染した糸はちょっと黄みがかったアプリコットベージュに。

二番染はグレーがかったベージュに。どちらも落ち着いた色味で、これでウェア編みたい〜♪なんて、

色々と妄想が〜♪♪

緑色に染まることを予測していたので、意外な結果にびっくりです。

予想外の結果に染まるのも草木染めの楽しさの一つですね〜。

天気が良いから毛糸の乾きも早ーい!

いつもの涼しい夏なら、外でも洗濯物がなかなか乾かないのに。。。

 

さて、水を沢山使う草木染め。(毛糸を洗うのに水が沢山必要なんです)

水が無いので一時中断し、材料集めと編み物に専念したいと思います。

まとまった雨が降ってくれることを祈りつつ、、、

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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