こんにちは!
今日もブログにお越しくださりありがとうございます。
さて、ここが本当にフィンランドなのか疑いたくなるような暑い毎日で、どこもかしこもカラッカラで、森の火災も起きている様子。。。
日本の猛暑とは比べものにはなりませんが、流石に森と湖のお家の行き来では汗が滝のように流れて、Tシャツもびっしょり〜!!部活か、ってくらい。(元バスケ部)
「外の暑さで汗をかいた後は、サウナに入って汗をかく。。。ははは」ってフィンランド人も笑っておりました。
水不足の危機の最中、先週フィンランドのトゥルクに住むラセのおばさん夫婦が、中央フィンランドに住むおじさんのところにみんなで遊びに行こう〜と誘い出してくれました。
水も無いことだし染色作業は一旦お休みして、久々の小旅行に出かけました!
途中の港町Korpilahti。
「ここはラセのひいおばあちゃんの出身地で、その家族はみんな動きがゆっくりなので有名で、、、
家族の男性陣たちは警察官だったんだけど、動きが遅すぎて泥棒を捕まえられなくてね。。。笑」
とおばさんのエックが教えてくれました。「ラセもそのDNAを受け継いでいるのね〜きっと(笑)」と。そっかぁ、遺伝だったのか。納得。。。
フィンランドでは何とボートにもサウナが!グリルマシーンも乗っけてますね〜
大きい湖で走っているボートのサウナ搭載率は結構高いらしいです。
港町の小高い丘の上には教会が建っていて、木の作りがとても素敵。
こちらは塔。
そして教会。
ゴージャス感は無いけれど、シンプルですっきりとした内装がとても好み。
港には他にもアトリエや雑貨屋さん、レストランなどがあります。
この港で小休憩でソフトクリーム食べた後に再出発。
おじさんのお家に寄ってケーキとコーヒをごちそうになった後、ラセのいとこのロッタのお家へ。
人っ子一人いない田舎道をひたすら走って到着したのは森の中の素敵なお家。
周りは畑と森が広がっていて、広いお庭にガラス張りの大きなテラス♡
お家の中に入ったら料理のいい匂いが〜♪ コックさんのロッタの美味しい手料理を沢山ごちそうになりました。
それから、何と言ってもロッタが畑で収穫したイチゴの味に感動!
今まで食べてきた美味しいイチゴの中でも軍を抜いて美味しい!!
フィンランドのいちごは今回の滞在でも何度か購入していましたが、このイチゴには敵いませぬ。
「フィンランドのイチゴは小ぶりで中まで赤くて、イチゴの本来の味が濃くて、甘くて最高にウマイ!」とラセが常々語っていたのですが、まさにその通り。いや、それ以上!
ミルクアイスと一緒にボールに山盛りの採れたてイチゴをデザートにいただきながら、イチゴの美味しさに感動しすぎて「このイチゴが食べられるならフィンランドに移住してもいい」って本気で思いました(笑)
写真撮るのをすっかり忘れていましたが、美味しいご飯とデザートで最高にハッピーで満腹になった後は、湖へ移動です!
今日の予定を全く聞いていなかったので、これから何が起こるのかわからないまま流れに任せて過ごしていましたが、何とこれから島にあるコテージに行くそうで。
おっきいボートに乗って、いざ、島へ出発!
ロッタ船長の運転で夕焼けを目の前にクルージング。
風が気持ちいい〜♡
夜の9時近くでしょうか。夏至を過ぎてもまだまだ陽が長くて夜を外で存分に楽しめるフィンランド。
寒くて太陽が少ない冬を乗り越えたご褒美。
到着した先は、こんな素敵な離れ小島!まるで映画の中の世界に来たみたい!
島ではロッタのパートナーのお姉さんがお迎えしてくれました!
先ずはみんなでビールを飲みながら、夕陽を眺めたり泳いだりしてゆっくり過ごします。
私たちももちろん、湖で泳ぎました。水がとっても澄んでいてびっくりするほど綺麗。
湖の水も飲めるそうです。
誰もいない湖で沈む夕陽を眺めながら泳げるなんて、本当に幸せ〜❤️
このサマーハウスは湖岸に直接建っていて、サウナで温まった後、テラスからそのまま湖に入ることができます。
最近では法律の変更により、湖岸に直接建物を建てられなくなったようなので、ここはとても希少なのです!
ボクも湖で泳ぎたいワン!でも、一人じゃ怖い。。。ここから一歩先に進めない。
エックは釣りに挑戦!
陽が沈んだ空にぼんやりと浮かぶ月もまた風情があります。
私は水には興味ないの。
陽も大分沈んでそろそろみんなお休みモードかしら?と思っていたところに
「さ、じゃ〜最初に男性陣、その後に女性陣ね」
え、今からサウナ〜?!ヤッホー!ということで、この時間からサウナへ。
写真はここら辺に生息しているアシカが3頭
ではなくて、サウナの合間に湖で涼む男性陣。
さて、ここからはまたサウナの話。
先日紹介したスモークサウナもなかなか濃ゆい体験でしたが、今回の女4人のサウナもそれはもう楽しかった〜!
ヴァスタ(白樺の枝を束ねたアレ)で体をビシバシ!お互いの背中もしばきあいながら(笑)
なにやらサウナの唄を歌い始めるフィンランド人たち。
ヴァスタでビシバシするときのかけ声があるのですね。さすが、サウナの本場!
サウナの温度自体は80度ちょっとなんですが、ロウリュ(サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、体感温度を上げる)が半端なく熱いっ!!石がかなり熱いってことかな。
しかもそのロウリュ、我が家では小さめの柄杓に一杯が普通ですが、エイラさんは一杯どころか一度に5〜6杯、これでもかーオリャ〜!って程掛けるので、もう熱いのなんのって!
他のフィンランド人からも「うわぁ〜」という声があがるほど。
私はサウナの前にビールもワインもいただいていたので、かなり限界ギリギリ状態まで蒸されたところで湖へダイブ!最高に気持ちいい〜!
ここでもフィンランド人、湖に浸かって涼むだけと思いきや、泳ぐ、潜る、そして飛び込む!
飛び込む、と言っても湖の中にある大きい岩に登って、そこから飛び込むんですけどね、もちろん裸で。
エイラさん(アラ還だと思われる)がそれはもう楽しい人で、エイラさんに誘われるまま、私もダイブしましたよ〜!(湖の中に岩が結構あるので、気を付けないと命取りに!)
「ねぇねぇ、この動物知ってる?そうそう、かば。かばってこうやって泳ぐのよ〜」
と言いながら、お尻プリプリ泳ぎを見せてくれました。これにはみんな大爆笑。
アラ還、アラフィフ、そしてアラフォーが裸で心から笑えるなんて最高!
たくさん笑って十分に涼んだ後は、もう一度サウナで温まります。
その後は各自髪の毛にシャンプーをつけて、頭アワアワのまま湖へゴー!ワイルドだなぁ〜!
楽しいサウナの後は、コテージの大きいテーブルをみんなで囲いながらワイワイ談笑。
この時点で夜中の1時半を回っていましたが、なんと焼きたてグリルのソーセージに、ロッタのサラダなどなど、食べ物が出て来てびっくり!フィンランド人のおもてなしに感動です。
サウナの後もビールにワイン、(水を飲んでいる人はいない。。。)この心意気がかっこいい。。。
何時まで食べていたのかわかりませんが、外は朝焼けで大分明るくなってました。
今夜私たちはロッタのボートで就寝。船がゆらゆら揺られる中で寝るのは、まるで揺かごの中で眠っているような感覚です。
ボートの中が結構暑かったので、汗だくで起きた朝は、そのままボートから湖に入って泳ぎました。
朝(といっても、既に10時、、、笑)の湖の水はひんやり冷たいけど、柔らかくて透き通っていて、お肌にもすごくいいのがわかります。
コーヒーと朝ごはんをいただいたらそろそろ帰路へと向かう時間。
ああ、本当に素晴らしい時間をありがとう!!
水道も水洗トイレも電気もないコテージでのシンプルライフ。
この素晴らしい自然と湖にサウナ(それから少しのビールとワイン)があれば他になにが必要だというのでしょう。そんな風に語りたくなるようなシンプルな過ごし方が私は大好き。
バイバイ、また一緒にサウナに入りましょう〜!!
またロッタの美味しいイチゴ、食べに行きたいな。