フィンランドの田舎の食生活〜野菜編

こんにちは!今日もブログにお越しくださりありがとうございます。

さて、フィンランド到着当初の晴天続きとは一転、最近雨続きのフィンランドです。

太陽が無いと、一気に寒さが増して体中が冷えるぅ〜サウナ、サウナ、サウナに入りたい〜!!!

 

今日はフィンランド田舎生活の食糧事情について。。。というか、私達の生活の一部を紹介します。

フィンランドに到着して2日後に、レンタカーを返した為、その前に食料を買い置きし、

牛乳やバターなどの乳製品は森のお家の冷蔵庫、魚や肉は小分けして冷凍庫へ。

じゃがいもや人参、キャベツは森の地面を掘って作ったケラー、その名も天然保存庫にて保存しています。

なんせ、この天然保存庫は根菜類を保存するのに最適な温度にキープされるので、

結構長い間フレッシュな状態で保存できます。

木の奥に見えるこのモリッとしている所が保存庫。

ラセのおじいちゃんの手作りです!

外見はこんな感じ。年期入ってます!

オープンざドア〜

人生でこんなに大量にスーパーで買い物したのは初めてってくらい、

大きいカート2つ分山盛りの量の食料を買い込んで。

人参は確かスペイン産しかなかったんですが、キャベツやじゃがいも、玉ねぎはフィンランド産。

フィンランドの新じゃがの美味しさは、私の中のランキングではドイツ、北海道のじゃがいもを抜いて、

第一位!いも姉ちゃんと母に名付けられる程のじゃがいも好きの私がいうので間違えないっ!笑

土が付いたままの小ぶりのじゃがいもを、好きなだけ袋に入れて量り売りで買えます。

私達は確か、、、12キロ買ったんだっけ。しかも、フィンランドの物価としては破格の99セント/Kg。

洗ったじゃがいもは皮付きのまま、茹でてバターとちょっと醤油を垂らして頂くのがこの上なく美味しいのです。

 

キャベツを使ってラセがお得意のポトフやボルシチを作ってくれたり、コールスローにしたり、千切りにしてザワークラウトを作って保存。

ドイツでは私はいつも野菜はキャベツのみですが、今回はフィンランド風に人参、ニンニク!も加えました。

クミンシードも入れると香りが良くなります。

野菜の重さに対して2%の塩を揉み込んで、保存容器にお皿で重しをして1週間ほど常温で発酵させました。

常温といっても部屋の中はだいたい17℃くらい、寒い。。。

酸味が出てきたらあとは冷蔵庫へ。

乳酸菌たっぷり♪お通じもバッチリ♪

 

葉物やきゅうりなどは保存がきかないため、苗を買って畑に植えて育てようということに。

これが結構大変で、、、まず畑を開拓する所からはじめなければなりません!!

ご先祖様を想いながら(ワタクシ、北海道開拓移民の子孫です)畑を開拓〜

なたで草っ原の雑草を刈って、

スコップで土をおこし、根っこは手作業で除けていきます。

道具はラセのお爺の年代物を。。。。ぁ、壊れた〜

ということで、道具が無いので素手で作業〜子供の頃の泥遊びを思い出しながら〜。。。

昔おじいちゃんがここでじゃがいもを育てていて、それがとっても美味しかったんだそう。

粘土質の土地がフィンランドの美味しいじゃがいもを作るのね〜

私達の小さな畑♡

きゅうり

トマト

いちご

ただの草っ原に無肥料でどれだけ育つかは謎ですが。。。

8月には収穫できることを祈りながら、楽しんで育ててます♪

この小さな畑の開拓作業だけで4時間くらいかかり、気づいたらもう夜の10時!

白夜のフィンランド、時間の感覚がまだつかめず〜汗

 

とりあえず、3週間後のJyväskylä ニットフェスに行ったついでに次の買い出しをする予定だったのですが。。。

この後、ある事件が勃発!

続きはまた書きます。

 

 

#summer_of_dyeing #finland #サワークラウト #食生活

 

タグ:

コメントを残す